気をつけよう!HSPは、相手のことが「わかる」わけじゃない。
HSPは感受性が高いというだけで、透視能力があるわけじゃない。
HSPが起こしがちな、人間関係をややこしくする勘違いとは?
これは、HSPだから云々って話でもないですが
HSPがよく人間関係でやりがちだと感じる、人間関係のトラブルの代表的なものです。
自分を責めるんじゃなくて、よりよい人間関係について、
自分がどうしたいか?感じながら読んでみてくださいね^ ^
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「HSPだから、その人が何考えてるか?何を感じてるのか?すぐわかっちゃう」
という発言を自分がしたり、耳にしたら、まず疑ってください。
これが元で、人間関係がこじれる可能性があります。
HSPって、非言語の部分を「読み取る」のが得意です。
読み取る情報量がとにかく多いから、疲れるんですけど
その「読み取ったもの」が「正しいかどうか?」は、全く別問題です。
HSPは、感受性が高いというだけで、透視能力があるわけじゃありません。
ここを勘違いしている人が、人間関係でこじれを招く。
過去の自分を含め、結構そういうパターンにハマってる人多いと思います。
例えばね・・
目の前の上司が、朝から不機嫌そうにしているとしましょう。
あなたは「あ。なんか怒ってる。。不機嫌そう。」と読み取りますよね。
ここまでは、HSPの気質です。
でも、それに対して
「わたしがあれしたからかな、、これしなかったからかな、、」と
自分を責める方に頭がぐるぐるしてしまうのは、
あなたの「ココロの癖」が引き金となって生まれている不安です。
そして、散々いろいろ考えて、
罪悪感を抱えた挙げ句・・
その上司は、実は朝来る前にガムを踏んだだけだった。。
前日、実は奥さんと喧嘩してただけだった。。
そうやって、予想が裏切られることって、普通にあります。
あなたも、
全然自分と関係ないじゃん!!!なんか損した!!!!!
とずっこけたこと、ありませんか?
でも、これって本人に確認しないと
間違ってるかどうか?も、知ることができない。
相手の1秒毎に変わる頭の中のことなんて、長年連れ添った夫婦であっても、
聞かない限りわからないんです。それは、想像でしかないから。
確かに、当たるときもある。
けど、ほとんどは、わかる「気がする」だけであって
「〇〇に違いない!!」と鼻息荒くしているときなんて特に
悲劇のヒロイン劇場に、自分から入っちゃってるんで
外れてることも、多い。(100%当たる人がいたら、教えて)
でも、人間関係がこじれがちなHSPさんというのは
「〇〇に違いない!!」という妄想だけには、ものすごい自信を持っていて
(潜在的には「そういうことにしたい」、その方がラクだから)
コミュニケーションを、避けるんです。
人の気持ちが「話さなくてもわかるから」って言って
コミュニケーションを怠るんです。。
コミュニケーションを怠るから・・
→人間関係がいつもすれ違いだらけ、交わらない(ようにしてる)
→だから、人とうまく関われない、となります。
逆に言うと、コミュニケーションを避けたいから、
「言わなくてもわかる」ことにしている
といった感じでしょうか。
コミュニケーションって、どんな人にも必要です。
無人島に、1人で住まない限り。
わたしだって、カウンセラー・セラピストですけど
人の気持ちが100%読み取れるわけじゃありません。
セッション中も、目の前のクライアントさんの気持ちをしっかり聞いて確認します。
(わかるって公言してる人は、よく注意してね)
逆に、うまくいってる関係は・・
わからないからこそ、とことん伝え合う。
この気持ちが、コミュニケーションを育むんです。
コミュニケーションを避けようとしている自分を見つけたら
ココロの癖のパターンを変えるチャンス!!
コミュニケーション能力だって、スキル云々とかじゃない。
ココロの癖が改善されれば、頑張らなくったって
自然と身につきますよ^ ^