コンプレックス、劣等感を乗り越える秘訣とは?
「自分嫌い」の人が必ず持っているコンプレックス、劣等感
セッションをしていると、自分を嫌いな要因として
コンプレックスや劣等感についてのお話がよく出てきます。
わたしも「自分なんて」の時代は、コンプレックスの塊でしたね〜。
当時は「ないもの探し」の天才でしたから。今は「在るもの探し」が好きになりましたけどね^ ^
今日はコンプレックス、劣等感を乗り越える上で必要なことについてお話します。
コンプレックス、劣等感に必ずこびりついている「心の傷」と「恥の恐怖」
突然ですが、以前わたしが持っていた「3大コンプレックス」をご紹介します。
・裕福では「ない」自分
一家の大黒柱である父が、病気&アルコール依存でまともに働けない家庭で育つ。
小学生の頃、市営団地に住んでいたことを「貧乏」と茶化され傷つく。
・巨乳では「ない」自分
思春期に、胸の大きさで優劣をつけられる雰囲気を悟る。
付き合う彼氏に必ず「手のひらサイズだね」と言われて傷つく。
・キャピキャピ声では「ない」自分
根暗な自分と、クラスの人気者のテンションの違いに驚く。
声が小さい、通らないことで発言しても「誰にも聞いてもらえない」と傷つく。
全部、これらに共通して言えることは
「裕福であること」「巨乳であること」「活気があること」といった
勝手に作り上げた「正解」の型に、自分が無理やり「ハマろう」としていたこと。
そして、そこには必ず、誰かと比べて「傷ついた経験がある」ことです。
「正解」から逸れる自分は「恥ずかしい」存在なんだ!
そんな思いを握りしめ、もうこれ以上これらを感じないように、傷つかないように
そんな自分は隠して生きよう。そうどこかで、あなたも決心したわけです。
これが「すっぴんの自分」に、厚化粧をして嘘をつくということ。
本当の自分を許せていないから、不自由で生きづらい人生・・となっていくんです。
コンプレックス、劣等感の克服方法
コンプレックスを武器にした人で、真っ先に挙げられるのが、お笑い芸人の渡辺直美さん。
彼女は「太ってる人好き」を相手にしたから、太ってる自分を「いい!」って言ってくれるを大切にしたから
「太ったままで」人気を獲得しました。
彼女のように、今のあなたのままでも「需要」がちゃんと存在することを知ってほしいです。
例えば、過去のわたしのコンプレックスは、実際こんな形で「受け入れられて」きました。
・裕福では「ない」自分は‥「裕福な人」に可愛がられる
‥「みじめな自分」をさらしたら、初対面の裕福な人に3万円のコースを奢ってもらった!
※ブログに書くと長くなるので、エピソードの詳細は「裏話」として音声にしています↓
・巨乳では「ない」自分は‥貧乳好きに愛される
‥「胸のない自分」をさらしたら、貧乳好きのプロスタイリストさんにべた褒めされた!!
・キャピキャピ声では「ない」自分は‥癒やされたい人がファンになる
‥「飾らない自分」をさらしたら、安心するセラピストさんだと喜んでもらえた!!!
つまり、コンプレックス、劣等感を抱え続けて生きるとは
ちゃんとそこに「受け皿」があるのに、自分がそれを拒否している状態なんです。
その拒絶の力こそが、自己否定。
だから、コンプレックス、劣等感を克服するには、自己否定を手放す練習が必要です。
ただそこに個性が「在る」だけなのに、自分が「良し悪し」のジャッジをしてしまっている・・
そんな自分を早く解放してあげたいですよね。
わたしが、セッションで「コンプレックス克服」までにお手伝いしているステップは、次の3つです。
①それらが誰かの役に立つ、「武器になる」と知る
②心の傷と向き合い、自分を癒やす
③恥の恐怖を乗り越えて、開き直る
①については「周りの誰かに意見をもらう」ことで、今からでも得られる概念ですね。
が、②③の心の傷を癒やすことと、恥の恐怖に向き合うことは、ひとりではなかなかできないし
「傷つくことに過敏な人」からしたら、非常に慎重にいきたいところ。
だから、無駄に遠回りすることがないように
カウンセリング、セラピーで専門家に頼ることをお勧めしていますよ🍀