彼氏ができても、旦那さんがいても、底なしに寂しいのはなぜ‥?
心の空虚感には、愛着が関係している
集団の中でも、ひとりぼっちを感じて寂しい。パートナーや家族がいても、寂しい。
彼氏ができると「もっと愛してよ!」と過剰に求めて、クレクレ星人になってしまう。
なぜ、相手がいて幸せなはずなのに、寂しい気持ちが増大してしまうのだろう。
なぜ、パートナーをいくら変えても、寂しさ・空虚感が変わらないのだろう。
あなたもそんなお悩みに苦しんではいないでしょうか?
もしそうであれば、愛着障害を抱えているかもしれません。
愛着とは、養育者(お母さん)との間に生まれた「愛情の絆」のことを指します。
愛着障害とは、主に1歳半までの間に、養育者との間に愛着がうまく形成されなかったことが原因で
情緒や対人関係に問題が生じ続けてしまう状態です。
海外で愛着障害として有名なのは、マリリン・モンローや、ダイアナ妃。
要は、子どものときに、欲しい愛情がもらえなかったことが心の傷として残っていて、
今もそれが癒えていないことが原因で「底なしの寂しさ」を抱えている場合が非常に多いのです。
愛情のコップの底が、抜けていませんか?
愛着障害を抱えた人は、お母さんから「安心感を充分にもらえていない」と感じています。
それが、不足感や空虚感、心に穴が空いている感覚なんですね。
わたしはこれをよく「コップ」に例えます。コップの底に穴が抜けていたら、
どれだけ水(愛情)を注いでも、コップいっぱい溜まることはありませんよね。
目で見れば、誰がどうみても「水を注ぐこと」より「穴を塞ぐこと」が最重要だとわかります。
が、愛情のコップに関しては、穴を塞ぐことを放棄したまま、
とにかく何が何でも、外から水を入れ続けようとする人が非常に多いんです。
これが「恋愛依存」という形で現れます。
穴が空いたまま人に求め続けて、それでもまだ「足りない足りない」と嘆き、
いつまで経っても潤わない、砂漠のようになってしまうのです。
そして、この底なしの寂しさって、何も恋愛だけの話じゃないんです。
お酒や薬物、タバコや食べ物、買い物、SNSなど、何かに依存するのも同じこと。
どれも、根っこには同じような「愛情、絆の問題」を抱えています。
まずは、自分のコップの状態を自覚することが大切です。
輸入に頼りすぎていませんか?愛情自給率を高めよう
愛情クレクレ星人は、例えるなら「100%輸入に頼る依存度の高い国」です。
愛をクレクレ人に言うのは、自分で生産できなくて「愛情自給率」が限りなく0%に近いからなんです。
日本も今や食料自給率は40%を切っていますが、こうやって輸入にばかり頼っていると、
いざ輸入できない!といった状況に陥ったときに、食料が賄えなくなってしまいますよね。
要は愛情もこれと同じで、輸入と輸出のバランスが、どちらも大事なんです。
愛情の輸入依存度が高くなると、それがいつ止まってしまうのか?ずっと不安です。
だから、相手に逃げられないように必死にしがみつく・・!!なんてことが起きます。
でも当然ですが、しがみつかれた相手は、搾取されている気分になり、逃げ出したくなります。
あなたも、恋愛すると、いつも「重い女」になってしまう、いつも相手に逃げられてしまう、
煙たがられてしまう・・など、同じパターンを繰り返していませんか?
外側に求めていたものをはじめて内側にみるとき、コップの水は溜まり始める
「底なしの寂しさ」のもととなっている愛着障害を克服するには、
まず、第一に愛情のコップの底を塞ぐこと。底を塞ぐとは、その穴とちゃんと向き合うことを意味します。
セラピーでは、わたしと一緒に愛着を癒すイメージワークを行います。
そして、愛情自給率を高めていく「自分に水をあげる」習慣をつけていくこと。
こちらも、わたしと一緒に動画やセッションの中で日常的に、自分に意識が向くように練習していきます。
愛情もお金も能力も、自分の中にとどめて独り占めするのではなく、循環させることが大切。
与えて受け取って、循環させればさせるほど、頑張らなくてもしがみつかなくても、
自然と「愛し、愛される」ようになっていきますよ🍀